大阪府和泉市にある神社にて、ご神木である桜(樹齢80年以上)の樹木診断を行いました。「葉が茶色くなり落葉している」「木屑が散乱している」との症状でお困りでした。

複雑な根元形状と害虫被害のリスク

現地で根元を確認すると、長年の成長過程でできた大変特徴的な形状をしていました。こうした歴史ある老木は味わい深い反面、幹の傷みや樹勢の低下から病害虫を引き寄せやすい特徴があります。
今回の落葉と木屑の原因は、近年被害が拡大している「クビアカツヤカミキリ」によるものでした。上部枝まで被害が及んでおり、放置すると枯死につながる危険な状態です。
樹幹注入による早期治療と日頃の健康維持
被害の拡大を防ぐため、近日に「樹幹注入」による薬剤処理を行う判定といたしました。
クビアカツヤカミキリは健康な樹木にも取り付きますが、樹木を日頃から健康に保つことは害虫被害や病気を未然に防ぐ重要な防御策となります。地域の皆様の想いが詰まったご神木を未来へ繋ぐため、迅速丁寧に対応してまいります。
参考)樹木医の専門サイトのページ👇
クビアカツヤカミキリ対策|桜の命を救う樹木医の駆除・治療ガイド
